自分も物覚えがいい方とは思えない、要領が悪いとも発達障害とも言われたことがある。
だからこそ、障害者という立場で彼と出会えたことは宝だと思っている。
その女性とは今後は食事することもないだろうなと思ってしまう。
障害者は人間ではないという言葉を僕は肯定できない。

サイコロもどきの様なものが俺の特殊能力と持本さんの言葉に、俺は意味不明でありどういう特殊能力を得たのか理解できなかった。お見合いパーティーは人より早く走れたり、宙を浮いたり、未来を予知したり、人の心を読めたり、一瞬で遠方に行けたり、漫画でも見たことがあるような特殊能力を俺は想像していた。だから、このサイコロは本当に何の特殊能力か分からなかった。
「このサイコロみたいなのが俺の特殊能力なのか?」と俺は持本さんに聞いた。